口腔外科

口腔外科について

口腔外科では、外科処置が必要な治療を主に行っております。具体的には親知らずの抜歯や外傷、顎関節症の治療などです。「親知らずが生えてきたけど、どうすればいいのか迷っている」「口や顎にケガをしてしまった」などでお悩みの際はぜひお早めにご相談ください。
※当院では対応が難しい症例につきましては、より専門性の高い他院様や大学病院にご紹介させていただく場合がございます。

当院で行っている口腔外科

• 親知らずの抜⻭

  

  永久歯のなかで、一番最後に生えるのが親知らずです。斜めや横向きなど真っ直ぐに生えないことが多く、むし歯や歯ぐきの炎症を引き起こすトラブルの原因になります。親知らずの状態によっては抜歯を検討する必要があります。当院内で対応できる症例も多いですが、難症例と判断した場合は、専門性が高い歯科を紹介することも可能です。親知らずの抜歯は計画的に行った方が良い例もあるので、まずはお気軽にご相談ください。

• 顎関節症

  

  顎関節症は「朝起きると顎が疲れている」「食事の際に口を十分開けられない」「口を開けたときに音が鳴る」など症状が多岐に及びます。もし顎やお口周りに違和感があれば、当院へご相談ください。顎に関する症状は歯科医院で対応が可能です。それぞれの状況に合わせて、適切な治療を行っていきます。

• 口腔内のできもの

  

  ひとくちに「できもの」と言っても、お口の中にできるのは、口内炎や水疱、前癌病変や腫瘍など、多数の種類があります。また腫瘍の中にも良性と悪性が存在します。多くの人は、お口の中にできものがある場合、「口内炎だろう」と油断されると思いますが、悪性腫瘍の可能性もあります。そのため、気になるできものがあれば、放置せずに検査を受けてください。
  口内炎の場合は、歯科用レーザーを使用した治療を行います。歯科用レーザーを口内炎の表面に照射するだけで口内炎の痛みがかなり軽減され、照射自体も痛みが少ないことが特徴です。また、レーザーは治癒を早める効果もあります。
  もし悪性腫瘍であった場合、急を要することもあるので、専門性が高い医療機関に早急につなぎます。

口腔外科について
よくあるご質問

Q

親知らずが斜めに生えているのですが、抜⻭すべきですか?

A

親知らずのすべてが抜歯の対象ではありません。しかし、斜めに生えている場合は周囲の歯に悪影響を及ぼす可能性があるので抜歯を進めることが多いでしょう。

Q

口の中が荒れていて、なかなか治りません。がんの可能性はありますか?

A

検査をしないとがんの診断はできません。とはいえ、お口の中が荒れて長く続いている場合、何らかの問題があることは考えられます。口腔粘膜の不調がある場合、がんにつながるケースもあるので、まずは一度ご相談ください。

Q

口を開く時、痛みがあるのですが、顎関節症ですか?

A

「口を開閉するとき顎が痛む」「口を開けると異音がする」という場合、顎関節症の可能性があります。とはいえ、検査診断をしないと病名を確定することはできません。気になる症状がある場合、ぜひ当院にお越しください。